アンマンの宿で出会った仲間6人と共に、タクシーとバスを乗り継ぎイスラエルへ。
予定通り、自転車は宿へ預けてのバックパッカーとしての旅となる。 入国審査では、「ノー スタンプ,プリーズ」でパスポートに入国スタンプを押されずに済んだ。イスラエルのスタンプを押されるとアラブ圏を旅するのに大きな制約がかかってしまう。 次の訪問国は、シリア。この国もイスラエルのスタンプが押されていると入国ができない国の一つ。押されようものなら、飛行機を使わざるを得なくなってしまう… 国境で緊張。空気感が違う。こんなのは初めてだった。 そして、噂通りイスラエルの女性は美しい。興奮。感謝。 さらに、バスに乗り首都エルサレムに到着。 この町は、ユダヤ教、キリスト教、イスラム教の三つの宗教の聖地として知られている。 4000年前から、神の名のもとに、あるいは民族の誇りをかけて数えきれない戦いの舞台となった場所。 嘆きの壁の前で、神殿の再建を願い祈り続けるユダヤ教徒。 イエスが十字架を背負って磔刑に処せられるために歩いた道、 ヴィア・ドロローサをたどる巡行を行うキリスト教徒。 メッカの方角に向かって祈るイスラム教徒。 本当に興味深い町だ。 勝手な予想とは違い、中東のイメージにない近代の印象を持った。 建物は石造建築がメイン。ヨーロッパの街並みと言われてもおかしくない程に。 旧市街を歩き、キリストが処刑されたといわれる聖墳墓教会へ。 これから数日、五感を研ぎ澄ましこの町の「今」を感じ、 それと共に「過去」を学ばせて頂こうと思う。 #
by kazunori_maruse
| 2010-04-26 04:40
| イスラエル
予定通りバスにお世話になり昼前にアンマンに着いた。
アンマンのバスターミナルから宿まで20分程度自転車してみた。 なかなかの手ごたえだ。一週間後、完治を目指す。 その途中、カメラ修理屋へも寄った。明日には仕上がるという。仕事人だ。 宿に着くと、福岡出身の旅人、幼馴染コンビM&Yさんにあった。 土くさ~い感じのDJやったり、ラジオやったりとおもしろい彼ら。 一気に盛り上がった。最高。乾杯。 将来の百姓プロジェクトの音楽担当決定!!笑 また、再会もあり縁を感じます。 こうして、公共交通機関を使って旅をすると行く方角が同じであれば、再会も珍しくない。 こういう経験は、貴重だ。ちゃりん旅だとペースが違いすぎる上に、野宿するんでなかなかそうはいかない。違った楽しみ。ありがたいありがたい。 ヨルダン人はエジプト人に比べいい意味でしつこさがない。 町では、話しかけてくるというよりはぎょろぎょろ見てくるという印象。 やはり、タクシードライバーやガイドなど観光客慣れしている人は大分エジプトの香りがするのだが…ぼりぼりぼりと。 それにしても、首都アンマンの物価はぺトラ遺跡拠点の町ワディムーサの半分以下いや、三分の一か。安心。やはり、あそこが異常だったのだと。 エジプトから北上してきた僕には、それでもアンマンの物価はエジプトの2倍に感じるのだが… お金はないけど愛はある。 引き続き、楽しんでこ~はは。 #
by kazunori_maruse
| 2010-04-24 06:02
| ヨルダン
2000年以上前に造営が開始され、未だ遺跡の1%程度しか発掘が完了していないと推定されているペトラ遺跡。
ペトラとはギリシャ語で「岩」を意味する。 岩をくり抜いて造った多くの建物群に圧倒されっぱなし。 その岩肌は様々な色をしており幻想的な色を生み出している。 微妙な光の違いによって、一日に50色ものバラ色を見せるともいわれている程だ。 その遺跡を撮ろうとカメラの電源をONにした矢先、レンズがウィーンって伸びたところで止まってしまった…結局、一日中復活せずだ。宿で知り合ったDさんと一緒に行っていたから助かった。カメラを借りたりなんやかんやと助かった。感謝。 予定通り、遺跡内を約6時間しっかりトレッキングした大変アクティブな一日だった。 心配された膝は…そこそこ痛い。そう簡単に治るものではないわな。 決定。 一番走りたかった「キングスハイウェイ」は中止。 ここから、バスでヨルダンの首都アンマンへ行きイスラエルへ行こう。 その間しっかり足を休め、アンマンよりちゃり旅を再開できるようしっかり療養しようと。 長い目で見て、全然無理するところではない。 さて、この選択により生まれる全ての物・人との「出会い」、 一体何が待っているのか楽しみだ。 全てを楽しんでまいりましょ~ あぁ生きるって素晴らしい。ありがとう。 #
by kazunori_maruse
| 2010-04-23 05:37
| ヨルダン
昨夜、宿のロビーにてカイロで出会ったYさんと再会。約3週間ぶり。
若かりし頃アメフトに情熱を注いでいた彼は、手術もたびたびしている。 そして、今もなお膝に爆弾を抱えている現状だと。 だから、僕の膝の事を大変心配して下さった。 「とにかく、無理するな。休め。」と。ありがたい。 そして、既にぺトラ遺跡に行った鍼灸師K君に 「今は、遺跡は行くの厳しいんじゃないですか?」 とも言われていた。それは、そこそこのトレッキングだかららしい。 考えているとYさん一言。 「明日は俺が行くから、明後日にしな。一日でも休みな。」 入場チケットをYさんとシェアすることを決めていたので、明日か明後日を選択できるのが現状だ。そこで、決めた。Yさん似譲ろう。明日に延期しようと。 その後、23時頃から鍼灸師K君との会話に花が咲き乱れ、何だかんだ6時ごろまで盛り上がった。テラスで毛布にくるまりながら、互いの顔が見えるか見えないかくらいの暗さの中、ノンアルコールで変なテンションだったな。 愛だの宇宙だのと盛り上がったのは久々だったな。 4時半にモスクよりお祈りの招集合図アザーンが街中に響き渡った。 それを聞きながらの放尿。失礼いたしました。 約7年間アメリカにカイロプラティックの本質を学ぶため留学するK君。 アメリカでの再会を誓い別れた。 さて、痛みがどーなることやら。 ちゃり旅、継続か中止か。どうなることやら。 いや~楽しみですな~ お楽しみに~ 明日は、ぺトラ遺跡だー!! #
by kazunori_maruse
| 2010-04-22 12:30
| ヨルダン
お昼前の一コマ。
続き… 目をつけていた安宿ヴァレンタイン・インに着き、部屋に案内された。 すると、三人の日本人がいた。色々話すと、その中の一人K君が鍼灸師だという。 施術道具を持ってきているとのことだ。 きたね~きてるね~のりのりで生きましょ~ 若干21歳のK君。しっかりした芯を持っている。信頼できる。 出会って十数分。 早速パンツ一枚になり体の構造チェックをして頂く。 色々アドバイスを頂く。 とにかく、痛みの原因は「健」と「骨」がこすれる事で生まれるものだと診断。 医学的見地からの意見。非常に参考になる。ありがたい。 彼は言う。 「原因は疲労」そして、「慢性化しやすい箇所」だと。 「もし、続けるのであればヨーロッパでの経験を基に、 しっかりとしたプランニングをして下さいと」 プランニングか… 調子が良いからこぎまくる、良くないから止める。 気分が良いからこぎまくる、良くないから止める。 なるようになるさとゆる~い感じでやってきたヨーロッパの旅。 今回は、適度に頭を使えということか。あくまで魂のサポートとして。 彼は続ける、 「調子が良くない時にこぐのを止めるということは、当たり前。 改善点は、調子の良い時にオーバーワークをしないという点」だと大人の意見。 21歳に諭されてるね~ありがたい意見だ。 昨晩、施術して頂く予定だったが部屋が暗過ぎて延期。 今日の昼に持ち越した。最高だった。針にマッサージに骨盤矯正と色々やって頂いた。 ストレッチのアドバイスも頂いた。本当に本当に感謝。 これでアンマンまで行ける気満々である。 明日、ペトラ遺跡を訪問予定だ。 その後はヨルダンの首都アンマンを目指す。 ワディ・ムーサからアンマンまでの約250kmは「Kings highway~王道~」をこぎ進める予定でいる。今回ちゃりんこを連れてきた大きな理由は、この道をこぎたかったからだ。モーセの行く手を阻んだとも言われている。とにかく左右に大きくうねりながらアップダウンを繰り返す。肉体的に相当ハードな道だと聞いている。しかし、そこには想像を絶する雄大な景観が待っているらしい。楽しみだ。原則、大型車は規制されているためこの道を通行できない。ということは、公共交通機関を用いて旅をしていたら普通は通れない。まさに、ちゃりだーの特権のようなものだ。是非とも念願のこの道をこぎたい。アンマン到着後は自転車を宿に預け、イスラエルへバスで入国する予定だ。イスラエル滞在は一週間くらいかな。この間は完全自転車OFF。 なんとか、アンマンまで行きたい。 まー、こげるか否か。自然と答えはやってくるだろう。 明日は、念願のぺトラ遺跡楽しみだ~ あぁ、生きるって素晴らしい。有り難い有り難い。 #
by kazunori_maruse
| 2010-04-21 16:50
| ヨルダン
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帰農 @鳥取県米子市 自給的に暮らすと共に、胡麻の自然栽培の普及に夢中。 2012年2月~ パーマカルチャー研修 @自然農園ウレシパモシリ, 岩手県花巻市 2011年6月~11月末 有機農法研修 @NAMAYASAI, Lewes,UK ブログパーツ
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