おーい、こっちこっち。

まだ、一年!

宮城県気仙沼市の避難所で住み込みボランティアをされていた、
旅人マッサージ師マサシさんより現地再訪の報告メールがきたので転写します。

---転写はじまり---

こんにちは、皆様。

今月頭から再び被災地入りしてボランティア活動をし、3・11を過ごした後、そのまま関東出張マッサージに流れ込み名古屋に戻ってきた旅人マッサージ師マサシです。

膳は急げ!ということでちょっと余裕をもって予定より早めに被災地入りしたつもりだったのですが、日本国内第二の故郷と化した気仙沼&大島でのスケジュールはめまぐるしく、あっという間の二週間でした。

4か月ぶりの被災地。その復興の進み具合はというと・・・、正直それほど変わっていませんでした。

ボランティアが手で拾えるぐらいの瓦礫に関しては、気仙沼も大島も目に見えて減ってきたと言っても良いでしょう。
しかしながら、重機でしかどうにもならないような瓦礫はまだまだたんまり残っています。

そしてその瓦礫達はあくまで氷山の一角にすぎず、負債を抱えた事業主の苦しみや家族を亡くした遺族達の悲しみは、一年や二年で片づけられるものではありません。

街には仮設の店舗がいくつか開店していました。去年の暮ぐらいに完成したそうです。

仮設店舗は狭いながらも二階建てで、各店舗小奇麗な仕上がりでした。

昼間はボランティアたちが詰めかけ、食事やお土産のための買い物を済ませていきます。

それとは引き替えに地元民の姿はほとんど見えません。

それもそのはず、みんな節約に励む生活をしているため外食や買い物は控えているのです。

それ故に日が暮れてくると、どうも人気がなく活気もなくなってしまいます。

せっかく復興目的に念願の仮設店舗にて営業再開できたのに、これまで来ていたはずの地元のお客さんがめっきり来ないなんて・・・。

仕方がないことかもしれませんが、悲しい現実です。

国に求める政策はさておき、単純に「今、被災地に何が必要なのか?」を考え、地元の人たちに相談してみました。

答えは「各街ごとの経済を回していくこと!」これに尽きるようです。

物資はもう必要ありません。欲しいのはお金です。

大手の企業が物資を送ろうとすると、地元の名士はこう言います。

「物資は結構ですので、いただけるならその分のお金をください。そのお金で地元の小売店に必要なものを発注します」と。

まさにこれが必要なのです。
確かに洋服を寄付されてしまったら、せっかく再開して頑張っている洋服店は商売あがったりです。
炊き出しにしてももらう側は嬉しいです。がしかし、地元の料理店はお客を逃します。

物を送る支援は終了しました。次は「お金が回る街造り」です。

日本を代表する漁港では少ない船をフル活動させて漁に出ています。
けれどもその収穫物を加工する加工会社は、未だ本調子で機能していません。
それを販売する小売業者も限られています。
ということは、未だそれらで働く従業員も募集していないため、雇用も生まれないということです。

この先、国がどれだけの対策をとってくれるかはわかりませんが、現状としてもう少しお金と時間がかかりそうです。

つまり、一般人ができることは「現地を訪れ、現地でお金を落とすこと!」ではないでしょうか?

食堂に人が入れば、自然と従業員が雇われ、食材を仕入れるため市場に足を運ぶのです。

瓦礫もかなり減ったとは言え、異常は光景は未だ幅を利かせています。

観光としてでもいいです。世界的規模で影響を受けた土地に一泊二日ぐらいでもいいので足を運んでください。

それで潤う民宿があり、食堂があり、お土産屋さんがあります。

どーしても時間のない方、現地の物を取り寄せるのもいいでしょう。

特にワカメは今が旬ですよ。現地ではワカメを刺身やしゃぶしゃぶで食べています。

個人的な見解ですが、地元のお酒もお薦めです。
「まげねぇぞ気仙沼!」のロゴで有名な地酒を現地のお店に直接注文すれば、東北の風と共に心のこもった一品が届きます。

押しつけがましく聞こえたら・・・、すいません。

これは、お薦め!と受け取っていただけたらありがたいです。 m(_ _)m

お薦めついでにもう一つ!
地元のある企業が立ち上げた企画なのですが、B級グルメでも人気の「名物!気仙沼ホルモン」を一人でも多くの人に食べてもらうべく、「出張気仙沼ホルモン屋部隊」を立ち上げ全国どこでもイベントに駆けつけて屋台を出すそうです。

イベントに心当たりのある方、ご一報くださいませ。
僕が間に入ります。

「あれから、もう一年か・・・」
と感傷に浸っている暇はありません。

「まだ、一年です!」

海外に住んでいる皆様、
被災地にも足を運べず、何かを取り寄せることもできず歯がゆい思いをされている方も多いかと思います。
今回も、一周忌として多くの人が被災地を訪れました。今後はわかりませんが、とりあえず現時点では「継続的支援を!」と互いに呼びかけ合っています。
震災をきっかけに日本国内では、前向きな力と団結力が局地的かもしれませんが膨れ上がっています。
被災地をほったらかしにはしていません。
母国を思う ’語部(かたりべ)’ として誇りをもった発言を宜しくお願いします。

それでは、
SEE---YAA---   FROM 旅人マッサージ師マサシ

---転写おわり---
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by kazunori_maruse | 2012-03-23 07:11 | 他モロモロ
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丸瀬 和憲           旅人鞄作家が『感性』という不思議な能力を磨くべく地球上を転げ廻ったのち、米子で帰農♪ という日々の日記。
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自給的に暮らすと共に、胡麻の自然栽培の普及に夢中。

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