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おーい、こっちこっち。

ワディ・ムーサへ

朝起きるとやはり膝には違和感が…

ここアカバの町は、ヨルダンが唯一外海に接するところ。
よって、港町として長い歴史を持っている。
また、紅海でのダイビングや冬でも20度を下回らない温暖な気候があいまってリゾート地としても脚光を浴びている。しかし、美術館やら遺跡を見るというよりは、町の雰囲気を、また、エジプトに比べさほど観光客かぶれしていないヨルダン人とのコミュニケーションを楽しむことができる。そんな町だ。

決めた。ここを出よう。ワディ・ムーサへバスで行こう。
ワディ・ムーサの町はペトラ遺跡訪問の拠点になる小さな町だ。
そこに、何かがあるだろうと。
ここ一週間リゾート地ダハブにいたもんで、大いに海を満喫していた事がこの町を出る決定打でもあった。

昼前、バスに乗った。
自転車の運搬費も含めて二人分相当の額を支払った僕は、乗車してからガイドブックを開いた。バスの運賃が目にとまった。すると、僕が支払った額は五人分に相当していた…あれ?呆れた。まーいいか。「これから数日ヨルダンよろしく代」としておこう。エジプトでもそうであったが、何でも観光客価格というのが存在していて大概ぼったくってくる。ま、発展途上国の旅の楽しみどころでもある。すこしでも多く稼ぎたいという気持ちの表れだ。
良くも悪くも金は人を変える。
先進国の我らが発展途上国の彼らを変える。変えた。
現地人への定価は存在しても観光客への定価は存在しえないんだろう。
基本的に値札をつけないこちらの販売システムだから真実は分からない。
だから僕は毎度のごとく言う「ただ、嘘はつかないでください。」と。
これは、何教に属しているかなんて事以前に人として誰もが当たり前に理解できることだと思うから。

これが、いずれ地球上に住む我らみんなが大家族だったということに気づくための大切なステップであると信じる。

「I'm from the Earth」

こう皆が口をそろえている日もすぐそこだ。
なんて考えている間にワディ・ムーサへ到着した。約2時間の道のり。

そこでは、「このタイミングね~」っていう出会いがありました。
長くなるのでまた明日。

有り難い日々は続く…ありがとう。

ワディ・ムーサへ_a0141199_1582583.jpg
ワディ・ムーサの町

ワディ・ムーサへ_a0141199_1585465.jpg
靴職人!?!?

ワディ・ムーサへ_a0141199_1592640.jpg
サボテンの実。間もなく収穫だ。これがうまいんだ。
by kazunori_maruse | 2010-04-20 14:24 | ヨルダン
<< 鍼灸師と出会った。 ヨルダン入国。 >>



丸瀬 和憲           旅人鞄作家が『感性』という不思議な能力を磨くべく地球上を転げ廻ったのち、米子で帰農♪ という日々の日記。

by kazunori_maruse
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2013年~
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@鳥取県米子市
自給的に暮らすと共に、胡麻の自然栽培の普及に夢中。

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